「THE CREAM」 カラーバリエーションについて
靴磨きを極めようと思うと避けては通れないのがクリーム選び。靴磨き職人目線ならではの秘密がそこにはあります。きっと色々と調和してくれるはずです。
”MADE BY SHOESHINE MAN”というBrift H製品の根幹にある靴磨き職人目線の製品作りで最初に生まれたのが栄養クリーム”THE CREAM”です。革用の栄養クリームは世の中に沢山ありますが我々の目指したのは「靴を一生履き続けられるための最高のクリーム」でした。
そのためには革への浸透力と保湿力、そしてワックスの乗りを良くするための適度な艶感が出るクリームが理想の形でした。成分に関してはまた別の機会にしっかりご紹介いたしますが今日はあえてTHE CREAMのカラーバリエーションについて。
全部で10色展開となっているTHE CREAMですが大きな特徴として“染料のみでの色付け”をしております。通常の靴クリームですと多少顔料を入れいるので、色の定着をよくしていたり、塗った後に革の表面で顔料が残ることで隠ぺい力(革の表面を隠す)も出て仕上がりが均一になりやすくしています。
シミになった靴やキズが付いた靴などにはこの顔料が入ったクリームの方が見た目が綺麗になりますのでこれはこれで良いのですが、私たちが目指したのは塗ったあとの“自然な仕上がり”でした。染料のみで色を付けたことで革に塗った後に表面上で残ることがなく、”革の目”を潰さずに自然な状態で補色もできます。高級な革靴や特徴的な革には間違いなくこの処方が一番良いでしょう。
また色はすべて私たちがよく磨かせて頂くことの多い名靴達の色にピンポイントで合わせて調色しています。例えばBURGUNDYはAldenのNO.8のコードバン色に。MEDIUM BROWNはEdward Greenのダークオーク色に。CARAMEL BROWNはJ.M.Westonのタンブラウン色に。とかなり靴磨き職人目線な調色をしていますが、不思議とそういった名靴に向けて作った色はかなり万能な色合いになることが多く他の似た色にピッタリに使えます。染料のみのクリームなので少しずつですが革が染まっていくことで好きな色合いに育てていくのも楽しいかもしれません。
そしてこのTHE CREAM。実はすべてハンドメイドで作っています。クラフトビールならぬクラフトクリームなのです。全て弊社代表の長谷川が極秘レシピにて調色をし、クリームを制作しています。またラベル貼りや充填なども自社のスタッフで行い一点ずつ愛情込めて製品化しています。
海と山に挟まれた湘南の地で作られるBrift HのTHE CREAMはきっとあなたの愛靴の寿命を延ばし健康的なエイジングを叶えるはずです。靴磨きを極めようと思うと避けては通れないクリーム。ぜひお試しください。