チャールズパッチキャンペーン@Brift H青山

Brift H青山店では11月30日(水)まで、チャールズパッチキャンペーンを開催中です。特別な革でチャールズパッチを追加料金無しでご依頼いただけます。この機会に、クラックの入った靴やリメイクしたい靴をぜひお持ちください。

10年ほど前にチャールズ皇太子(現国王)のパッチでつぎはぎだらけの靴が雑誌に載って話題になりました。20歳の時にオーダーしたいうJohn Lobbのエナメルシューズをパッチで直しながら履いているその靴がカッコ良くてカッコ良くて。

当時、Brift Hの修理を担当してくれていたStudio hiddenの佐藤さんと一緒に「これ、日本でも流行らせよう!」ということで名前を考え、「チャールズ皇太子がやっているパッチだからチャールズパッチで良いんじゃないか」ということで受注を開始しました。

最初は「それはチャールズ皇太子がやるからかっこいいんだよ」なんて言われたり、受け入れられるまで時間がかかりました。それでも少しずつ広まっていき、今では”チャールズパッチ”は立派な固有名詞として定着し、世の中の修理店などでも受注しているお店も増えました。

現在はまた違う職人さんに依頼をし、Brift Hでは”元祖チャールズパッチの店”として隠れた人気メニューで、今もバリバリ受け付けております。

今回はそのチャールズパッチをもっと広く知ってもらいたい。楽しんで頂きたい。と思い、特別なレザーを取り揃えアップチャージなしでお受けするキャンペーンを開催しております。ひび割れてしまって履くのをためらってしまっているような靴や、復活させたい靴などあればぜひこの機会にご依頼してみてはいかがでしょうか。

過去の実例の写真をいくつかご覧ください。

こちらはPierre Corthayのプレーントゥ。小指側がひび割れてしまったのをチャールズパッチしたものです。できる限り直したのが分からないように自然に直した一例です。革も近い色のものを探して色調整して貼っているので自然な仕上がりです。これがチャールズパッチの基本形です。

かなりクラックが広範囲に発生したブラウンのプレーントゥ。遊び心があるオーナーさんだったので、チャールズパッチにパーフォレーション(穴飾り)を入れてやってみよう。ということで銀ペンで下書きをした写真です。

こちらが実際に完成した写真です。親子穴のパーフォレーションがアクセントになって、唯一無二の一足に生まれ変わりました。こういったリメイクに近いチャールズパッチができるのもこの修理の魅力です。可能性は無限大。好きな形に修理が可能です。

こちらはAldenのコードバンにチャールズパッチをした写真です。注目していただきたいのは、モカ部分までパッチで貼り、ハンドステッチでモカ縫いを再現しているという超絶技巧の部分。ただ貼るだけではなく、使用をしていく過程で長持ちするように、どこまでパッチするのかを靴によって変えています。修理職人の技術の高さがあっての修理です。

今回ご用意できた革は10種類以上。最高級のボックスカーフをはじめ、水しぼの革やハッチグレイン、リザードやクロコダイルまで様々な革で修理が可能です。ぜひご自身の靴をチャールズパッチでカッコよくしてあげてください。

11月いっぱい開催しておりますので、ぜひお気軽に靴を持ってBrift H青山店へご相談にいらしてください。その場でどうやってチャールズパッチを行うか相談しながら決めていただけたらと思います。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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