「路上で孤高の靴磨き職人が羽織っているようなコート」
当店が開店して2017年で10年となりました。
10周年を記念して、念願の靴磨き職人が着るシューシャインコートをお作りいたしました。
今回シューシャインコートを手掛けて頂いたのは、eesett&coの中澤淳明氏。
Brift H 代表の長谷川がブランド創業時からのファンで、一番よく着ているブランドです。
クラシックなテーラリングをベースにパンクな要素が入った、最高にかっこいいブランドです。
【eesett&co】(イイセットアンドコー)
デザイナー:中澤淳明
宮内庁御用達の上原洋服店にて6年
SavileRowの老舗 Denman&Goddardにて3年
ビスポークでテイラーリングとカッティングを修行
AlexanderMcqueen勤務
Grenfellのデザイン、パターン制作
2013年イイセットアンドコー設立
前々から職人が作業する際にに着る制服(コート)を作りたいと考えていたのですが、よくある普通のショップコートのようなものにはしたくありませんでした。
Brift Hは路上の靴磨きから生まれた店です。その創業時のパンクな想いを大切にしたいので、上品にきれいなコートを作るイメージが湧きませんでした。
「路上で孤高の靴磨き職人が羽織っているようなコート。」
このようなイメージが浮かんで、中澤氏に依頼をしました。
【SHOESHINE COAT (H アッシュ)】
路上で冬は襟を立て、夏は腕まくりをして、粛々と靴磨きをしている孤高の職人が着ているコート。
●ディティール
スプリットラグラン(肩は前から見るとラグラン、後ろは通常のアームラインが入る特殊なデザイン)、エルボーパッチ、ウエストベルトと合計6個のポケット。
腕を捲ると切り返しの布がアクセントに、もう一捲りするとボタンで留められます。職人の作業によって変えられます。
胸元には斜めに入ったパンクなジップ。
左胸の下の方にはふっくらとマチのあるポケット、ベージュの布がアクセント。
外側の腰ポケットは二重にしてマチを付ける事により、強度と容量を確保。
内側の左右の腰ポケットには、ウィスキーボトルが入れられる大きさ。
フロントはボタンが靴に触れたりしないように比翼仕立てで、袖口は2段階にまくれる仕様。
背中側の裾はボタンの開閉やベルトによって、可動域を変えられます。
●サイズ
(S)着丈90cm、肩幅37.5cm、身幅84cm、袖丈54cm
(M)着丈107cm、肩幅42cm、身幅108cm、袖丈60cm