夏季の革靴の保管について〜幸せの黄色いウコン布のススメ〜
まだまだ続く夏。幸せの黄色いウコン布はあなたの大切な革製品を抗菌防虫効果で守ります。大切な愛靴の保管についてご紹介します。
革靴にとって日本の夏は何かとトラブルが起きやすい時期。梅雨から始まり、真夏のゲリラ豪雨、台風シーズンまで何かと雨に当たってしまう危険が高い上に、高温多湿という気候にも気をつけないといけないところです。
昨今のクールビズなどのカジュアル化もあり夏季はレースアップの靴を履く機会が減ったり、ブーツなど秋冬靴は履かないでしまっておく事も多い時期です。高温多湿の日本で革靴の保管を誤るとカビが生えてしまいせっかくの愛靴が酷い目に遭ってしまうかもしれない。。。ということで今日は夏季の革靴の保管についてお話しします。
カビが生えやすい状況についてですが、“高温・多湿・栄養”という三条件が揃うとカビは一気に発生します。まず高温についてですが、そんなに高くはなく20〜30度が一番カビの菌が活発になると言われています。逆に60度以上の熱でほとんどのカビは死滅します。
多湿ですが80%以上で活発になります。リビングは快適な湿度でも玄関は蒸し暑い家も多いと思うので気をつけないといけませんね。逆に60%以下だとカビの発育が難しくなるので除湿剤などを近くに置いたり、靴箱の中に入れておくのは有効だと思います。
そして最後の栄養。これは有機物があることでカビの栄養となります。有機物とは人の垢や食べ物、石鹸カスなどいわゆる汚れ的なものはほとんどが栄養になります。なので夏季にしまう時はしっかりと汚れ落としをして、除菌もしてからしまうというのが重要になってきます。
その点ではしまう前にクリームなどを塗り過ぎてしまうとそれも栄養になってしまうのでクリーナーで終わらせておいて、秋冬の履き始める前にクリームを入れるのおすすめです。
カビは一度生えてしまうと根が革の中に残るために再発がしやすいのが厄介な点です。なので一度たりともカビを生やさない!!という決意のもと、みなさまには愛靴達に正しい取扱をお願いしたいと思います。
そして今回、そんな革靴の保管時におすすめしたいのが“幸せの黄色いウコン布&袋”です。
ウコン染めは日本古来より着物や茶碗、美術品のつつみ布として使われ貴重品を虫や菌から守る役割を担ってきました。この抗菌防虫効果を使って革靴やバッグを安心して保管できるようこちらの商品ができました。
靴箱に広げて靴を包むようにしまうことでカビの発生を抑えます。天然のウコンならではの明るい黄色が見た目も楽しくなりますね。弊社代表の長谷川は靴棚の靴に上からかけて置いているとのことでした。広げると4足分くらいはカバーできてホコリがかぶるのも防げて一石二鳥だとのことです。ぜひそんな使い方もしてみてください。
またこの布の端を縫い合わせて袋状にしたものも作りました。こちらも靴の保管に使っても良いですが、ぜひおすすめしたいのが革のバッグの保管です。
バッグを布で巻いて保存するのは難しいので袋状にしました。ぜひ大切な一生物のバッグ達をこん袋に入れて安心してしまってください。
最後にこちらの商品ですが沖縄県の障がい者施設で就労支援の一環として作られた製品です。施設の皆さんが一点一点が手染めの商品となります。全てが手作業ゆえに染や縫製が一点一点微妙に差がありますがその違いをぜひ価値として楽しんで頂けたら幸いです。
まだまだ続く夏。ぜひ大切な革製品を安全に保管して末長くご愛用いただければ幸いです。