オンライン靴磨きの裏技

おかげさまで”オンライン靴磨き”がはじまり1年以上が経過し、多くのお客様にご利用いただいております。今回は靴磨きだけでは解決できないちょっとした“困りごと”に対する裏技をご紹介します。

おかげさまで”オンライン靴磨き”がはじまり1年以上が経過し、多くのお客様にご利用いただいております。

その中で靴磨きだけではなく、「カビが生えてしまったので何とかしてほしい」や、「雨で出来たシミ、クレーターを直してほしい」、「傷を目立たなくして欲しい」などの+aのご要望も多いので、今回はどんな風に綺麗になるのかをご紹介したいと思います。

まずカビが生えてしまった場合、カビは革の奥まで根を伸ばしてしまうので革の中まで綺麗にできる水洗いをオススメいたします。

こちらは+4,400円の追加でWet cleaningというコースに変更が可能です。まず水洗いをしてから靴磨きのフルコースを行います、しっかりと革の中まで水で洗った後にオゾン乾燥機の中で殺菌をしながら乾燥させます。そうすることでカビの再発をできる限り抑えます。

カビの跡もなくなりこれでまた気持ちよく履けますね。靴磨きコースだけでも綺麗になる場合もありますが、今回のような量のカビの場合はWet cleaningはマストになってきます。また今後の再発のリスクも考えると水洗いをしてあげた方が良いでしょう。

次に雨でクレーターができてしまった靴。スピューという塩吹き現象も起きています。革の表面が凸凹してしまっているために靴磨きをしただけでは消えません。こちらも+4,400円でWet cleaningを追加して水洗いの際に一緒に直してしまいます。

まず水洗いをして革を濡れた状態にしてからクレーターを除去していきます。水洗いによってリフレッシュもするので靴としてもより綺麗になって気分も良いです。今回は山羊革の靴だったので慎重に施術しました。

表面も整っていい感じです。山羊革は基本的には丈夫な革ですが、水に濡れると表面がデリケートになるのでクレーター除去は慎重に行います。

油脂や塩分であるスピューも除去できました。水洗い後はたっぷりとクリームを染み込ませてしっかりと磨きをかけていきます。

このように靴磨きだけでは直せないトラブルもなんでもお任せください。そのほかにも少しでも困りごと、気になることがあればぜひご依頼の際にオーダーシートにご記入いただければ、靴磨きの中で解決できることは追加料金なしで承りますし、何か違うメニューを追加しなければ解決しない場合にはお見積りのご連絡を差し上げております。

来る春に向けて今から足元支度を早めにしていきましょう!

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