江戸屋 POP UP 開催中|300年続く道具の知恵に触れる

6月30日(火)まで、Brift H青山店では江戸屋POP UPイベントを開催しております。先日行われた「正しい道具の使い方講座」では、創業300年以上の歴史を持つ江戸屋の後藤さんをお招きし、ブラシの使い方や道具選びの考え方を教えていただきました。長く受け継がれてきた職人の知恵と、江戸屋×Brift H特別仕様ブラシの魅力をご紹介します。

ただいまBrift H青山店で絶賛開催中の江戸屋POP UPイベント。先週6月20日(土)にはスペシャルイベントとして、江戸屋から後藤さんをお招きし、「正しい道具の使い方講座」を開催しました。

江戸屋は1718年(享保3年)創業。初代が第7代将軍・家継公から「刷毛師」として認められ、将軍家から屋号を賜ったことからその歴史が始まったそうです。とにかく歴史がすごい。そこから時代の変化とともに刷毛だけでなくブラシも手がけるようになり、現在では刷毛やブラシなど、サイズ違いも含めると全部で3000種類以上の製品があるとのこと。今回はその中でも選りすぐりの道具を実際に並べながら、後藤さんに使い方を教えていただきました。

まずは洋服ブラシ。やはり圧巻だったのは、江戸屋の別誂の手植えブラシです。毛をV字に植えることで、毛先は柔らかいのに根元にはしっかり弾力があり、スーツやジャケットについたチリやホコリをきちんと払ってくれます。

ブラッシングの最後に、上から毛を梳かすように撫でることで生地に自然な光沢が出るというのも、なるほどという感じでした。しかもこれ、スーツだけではなくニットにも使えるとのこと。個人的にはこの話がかなり意外で、でも確かにちゃんと理にかなっていて面白かったです。

次に印象的だったのが染み抜き用のブラシ。馬毛を天糸でぎゅっとまとめた製品で、天然毛なので衣類を傷つけにくく、それでいてしっかりシミ抜きに使えます。やり方としては、シミ部分に洗剤をなじませ、下にタオルを敷いて上からトントンと叩く。するとシミが下のタオルに移っていく、という仕組みです。

シャツの襟や袖の汚れの予洗いにも最適とのことで、これは一家に一本あってもいいなと素直に思いました。しかも毛が減ってきたら、天糸を一列ずつ外して短く使っていき、最後は丸々一本使い切れるという、なんともサスティナブルな作り。昔の人の知恵って本当にすごいです。しかもお値段は1,870円。見た目もなんだか可愛くて、ちょっとした贈り物にも良さそうです。

その他にも、歯ブラシや櫛など、今ではナイロンやプラスチックといった石油製品に置き換わっているものを、天然毛で作ることで使い心地と耐久性を両立させている製品もご紹介いただきました。

馬毛の歯ブラシは歯の表面のエナメル質を傷つけにくく、猪毛のヘアブラシは少し梳かすだけで頭皮の脂を毛先まで自然になじませ、キューティクルが整って艶が出るとのこと。実際に見ていると、単に“昔ながらの道具”というより、素材と構造にちゃんと理由があるんだなと感じます。

他にもハット用のブラシや、オーストリッチの埃払いなど、「家にあったらちょっと贅沢だな」と思う道具もいろいろ試させていただきました。1時間ほどの講義でしたが、かなり内容が濃く、僕自身もすごく勉強になりました。

当日の様子は@brift.h.official に動画で残していますので、気になる方はぜひご覧ください。

そして最後に、今回のイベントの目玉でもある江戸屋×Brift Hの特別な小判型靴ブラシについてもご紹介。今回はギターの仕上げから着想を得た“チェリーバースト”と“サンバースト”の木地で、豚毛・馬毛・山羊毛の3種類のブラシを完全受注生産でオーダーいただけます。

江戸屋さんの手植えブラシは、職人の減少もあり年々希少性が高まっているそうで、今回のオーダー分もお渡しは約半年後を予定しています。ネット販売はしておりませんので、気になる方はぜひ店頭で実物をご覧いただき、ご注文いただければと思います。

POP UPイベントは6月30日(火)まで、Brift H青山店1階イベントスペースにて開催中です。残り会期も少なくなってきましたが、なかなかなこうして江戸屋さんの道具をまとめて見れる機会は少ないので、ぜひこの機会をお見逃しなく。皆さまのご来店をお待ちしております!

このページでご紹介の商品はこちら

コバブラシコバブラシ

コバブラシ

¥3,190 JPY
山羊毛ブラシ山羊毛ブラシ

山羊毛ブラシ

¥30,580 JPY
馬毛ブラシ馬毛ブラシ
SOLD OUT

馬毛ブラシ

¥16,995 JPY
豚毛ブラシ豚毛ブラシ
SOLD OUT

豚毛ブラシ

¥14,630 JPY