長谷川裕也のカウンター磨きへの想い

2024年4月にBrift Hのカウンターを卒業した長谷川裕也。海外で日本の靴磨き文化を発信する中で感じた、日本ならではの美意識と技術力。そして2026年5月より、月に1日限定で「長谷川のカウンター磨き」が復活します。

皆様、ご無沙汰しております。長谷川です。

2024年4月をもちまして、私は靴磨き職人として第一線のカウンターに立つことから一歩退き、Brift Hのカウンターを卒業いたしました。そして、靴磨きを“芸術”そして“文化”へと昇華させるべく、肩書きを「靴磨き家」へ改め、新たな挑戦を始めています。

この2年間は、Brift Hの新たな体制づくりや次なるステップへの準備に奔走する日々でした。その一方で、海外での活動にも積極的に取り組み、ロンドン、パリ、ドイツ、シンガポール、台湾、タイなど、各国で日本の靴磨きの素晴らしさを伝えてまいりました。

“世界の足元に革命を”

このモットーを掲げる私たちにとって、海外へ出るたびに改めて実感するのは、日本の靴磨き文化の圧倒的な進化です。

ここまで「靴を美しくすること」に情熱を注いでいる国民は、日本人をおいて他にないと感じています。その背景には、日本という国の清潔さや整備された環境があるのではないでしょうか。美しい足元にまで意識を向けられる“余裕”が、日本にはあります。

実際、海外では道が汚れていたり、舗装が整っていなかったりすることも多く、少し歩くだけで靴はすぐに汚れてしまいます。その環境では、靴を徹底的に磨き上げるという文化はなかなか根付きません。

日本人特有の探究心や繊細な技術力は、日本という素晴らしい環境の中で育まれてきたものなのだと、海外に出るたびに強く感じます。そうした外からの視点で自分たちを見つめ直しながら、これからも日本の靴磨きを世界に誇れる文化へと育てていきたいと思っています。

YouTubeでの発信、新たな製品開発など、さまざまな角度からその挑戦を続けてまいります。そして何より、現場で直接その想いをお伝えし、お客様からのフィードバックをいただきながら、さらに進化していくために――2026年5月より、月に1日限定ではありますが、「長谷川のカウンター磨き」を復活いたします。

新たに靴磨きの魅力に出会った方。
靴磨きをもっと深く知りたい方。
そして、これまで支えてくださったお得意様。

皆様に、改めて最高の靴磨きをお届けできればと思っております。ご予約はOFFICIAL WEBSITEにて、3ヶ月先まで日程を公開しております。ご都合が合いましたら、ぜひお越しください。

これからも、より一層精進してまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。