新たな2つのシューケアコース “The Care” & “The Mirror”

2008年の創業から18年。Brift Hは“最高の靴磨き”を追求し続けてきました。時代とともに変化する靴との向き合い方を受け、2026年4月1日(水)より、「The Brift」は新たに2つのコースへと再構築されました。「The Care」と「The Mirror」。それぞれの靴と向き合い、最適な仕上がりを選べる新たなスタンダードの提案です。

2008年にBrift Hを立ち上げてから、18年が経ちました。当時の靴磨きは、今とはまったく違う立ち位置にありました。路上で行うものというイメージが強く、専門店と呼べるような場所はほとんどありませんでした。

その中でBrift Hは、「最高の靴磨きを提供する」というシンプルな考えのもと、技術を磨き続けてきました。どうすればもっと美しく仕上がるのか。どこまで手を入れるべきなのか。日々の現場の中で試し、検証し、その積み重ねによって今の形があります。

ただ、この18年で大きく変わったのは、私たちの技術だけではありません。靴を取り巻く環境そのものが変わりました。かつてはビジネスマンの必需品だった革靴も、今では履く人自体が減りつつあります。一方で、靴はよりファッションとしての側面を強め、「どう見せるか」という視点で選ばれることが増えてきました。また、スニーカーを含めた足元全体への関心や、バッグや家具など、革製品全体のケアへの意識も高まっています。

そうした変化の中で、私たちがこれまで提供してきたフルコース「The Brift」についても、改めて考えるようになりました。このコースは、インソールのクリーニングからコバの調整、アッパーのケア、そして鏡面磨きまでを行う、いわばフルスペックの内容です。Brift Hの技術と考え方を詰め込んだコースであり、ひとつの完成形として長く提供してきました。

ただ、すべての靴に、すべての工程が必要なのか。すべての人が、同じ仕上がりを求めているのか。その問いに対して、少しずつ違和感を持つようになっていきました。そこで2026年4月1日(水)から、「The Brift」は2つのコースに分かれることになりました。

ひとつは「The Care」(3,520円)。インソールのクリーニング、コバの削り、アッパーの汚れ落とし、そして革の状態に合わせた栄養補給までを行うコースです。仕上げにはあえてワックスを使わず、革本来が持っている自然な光沢で整えます。その靴本来の魅力を活かす仕上げです。

もうひとつは「The Mirror」(4,950円)。こちらはこれまでのフルコースを引き継ぐ形で、 鏡面磨きまで含めた仕上げを行います。ただし、一律に光らせるのではなく、靴の革質やデザイン、お客様の好みに合わせて、輝き方を調整していきます。靴磨き職人の技術が最も表れる工程であり、対話を通して仕上がりをつくっていくコースです。


これまで積み重ねてきたものを変える、というよりも、その中身を整理し、選びやすくした、という感覚に近いかもしれません。靴の履き方が変われば、求められる磨き方も変わっていく。Brift Hはこれからも、その変化に向き合いながら、靴にとって最適なあり方を考え続けていきます。

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